2007.10.30-11.4 錦川カヌー
- 今回も根笠から出艇。水は少なめだが、その代り、なかなかきれいだ。
天気も上々。
本日の目的地である南桑まではたった3kmしかないので、ものすごくゆっくり漕ぐ。
- 南桑の1km上流、高野の橋のあたりはキャンプ適地。
右岸にはりっぱなトイレと水場がある。店はない。
- 昼前に南桑に着いてしまった。
サンフードで昼飯を食いつつおばちゃんと話をする。
隣のまつや旅館が一昨年の大水以来閉まっていることを嘆いたら、
何とそのおばちゃんが経営者であったことが判明した。
閉めた理由は、体が弱って二階に上がるのがしんどくなってしまったから、
だそうである。
- テントを張って、荷物を整理して、そのへんを散歩して、もうやることがない。
暇なので、清流線に乗って岩国の街に出た。
風呂に入って、飲み屋で一杯やって、また河原に戻ってきた。
ものすごく堕落した川下りである。
- 翌日は曇り。気温が上がらず起床がずるずると遅れる。
そのため11時近くになってようやく出発。
- 鹿谷には、洪水で壊れてしまった吊橋の代りに、でっかい橋が架かっていた。
- ザラ瀬と瀞場の繰り返しが続き、なかなか進まない。
梁越えにも苦労した。普通は船通しである二本の竹竿の間を抜ければ良いのだが、
水が少ないのでフネが水面下の横木に引っかかるのである。
そのためいちいち降りてフネを押さねばならなかった。
- ようやく今日のキャンプ地、田原の河原が見えてきた。
ほっとして最後の瀬に入ったら、実は浅くて、隠れ岩にフネをぶつけた。
- この河原は玉砂利で水面からの高さもあったので、
勝手に「すばらしい河原」と呼んで愛用してきたのだが、
今回上陸してみると、かなり平らに均されてしまっていた。
一番高いところでも水面から1mしかない。
水量があると水没してしまうのではないか。ちょっと心許ない。
- 翌日は停滞日。二度寝して、読書して、酒飲んで、ウクレレ弾いて、また寝て、
思う存分時間を無駄遣いする。
- 夜、ラジオをつけたら、ちょうど日本シリーズをやっていた。
ジンをなめつつ観戦。中日ドラゴンズが53年ぶりに優勝した。
- 新幹線下の梁は、過去の記憶ではどこにも隙間がなかったので、
一人でどうやって越えようかと気を揉んでいたが、
今回は船通しが作られていたので助かった。
モドル