2005.4.30-5.3 仁淀川カヌー
この川は参考書にあまり載ってなかったのでいろいろと調査した。
そのときのメモ: 仁淀川遠征計画
- カヌーの受取を大はらハイヤーさんにお願いし、JR伊野駅から出発地点に連れていってもらった。川沿いに走る。昨年の台風で流れが結構変わったとのことである。水が少ないということで横畠橋下のキャンプ場へ。約 6000 円。簡易トイレと水場がある。橋は高く、なんとなくテスリン川の Johnson's Crossing を連想する。
- 翌朝漕ぎ出すつもりだったが大雨でやむなく停滞。暇なので散歩する。本村への坂道を数百メートル登ったところにビールの自動販売機を発見。
- 上流のダムからの放水があり、2m 増えた。出発時点では少し減り、たぶん平常時の 1m 増しくらい。それはまあいいが泥水が入ってしまい、最終日まで水の濁りがとれなかった。くそ〜。
- 横畠から数百メートルのところに最初の難所がある。普段は真ん中に隠れ岩のある落ち込みになっているらしい。今回は岩の上を通過できた。波は高く二級くらいかな。一応、右岸から偵察できる。
- 鎌井田の放水口の少し下に難所その二。左右のルートがある。左は岩がらみなので迷わず右へ。波が落ち着いたところで、本流である左に寄るべし。
- 片岡の沈下橋の左岸に店あり。看板はない。たいへんフレンドリーな犬が出迎えてくれる。食料 (わりと何でもある) とビール (スーパードライしかない) を補充。氷も分けていただいた。
- このあたりでは、カーブごとに 0.5〜1 級の瀬がある印象。ただし瀬を一つ越えると間を置かずもう一つ瀬があるという塩梅で、あんまり油断できない。
- 黒瀬のキャンプ場には立派な水洗トイレがある。しかしキャンプ地としてはぱっとしなかったので、そのすぐ先の河原に上陸。水面から 4m くらいあり高さ十分。
- この川の河原には、純粋な玉砂利はなかったように思う。大概砂まじりで、そのためか、体長 1mm 程のアリマキみたいな黄色っぽい虫がわいてくる。こいつらに何十箇所も噛まれた (刺されたのかも)。かなりかゆい。
- 柳瀬上分のあたりが難所その三ということであったが、ザラ瀬だった。フネを引いて右端を通過。
- 柳瀬のあたりから向い風が吹き始める。
- 岩村の少し先に道の駅 (土佐和紙工芸村) がある。道沿いに崩れかけた階段があるが、登るのはやめましょう。危ないぞ。堤防に開いた排水口みたいなトンネルを通れば、道の駅に上がることができる。入ってすぐ、いい値段のするレストランがある。それを横目に見つつ奥に進み、二つ先の建物の三階に上がると、風呂がある。温泉ではないが、至極快適である。ちなみに農産物直売所の奥に食堂があり、そちらの値段はリーズナブルだ。
- このへんから向い風が強くなる。地元のカヌーガイドによると「この風は3時頃まで止まない」ということだったが暇なので出発。覚悟の上だったが、思ったとおり全然進まね〜。ガイドを信じるべきでした。3時を過ぎると風がぴたりと止みました。
- 加田のキャンプ場はファミリーキャンパーだらけ。通過通過。
- このキャンプ場附近の右岸に分流があるので入るべし。緑のトンネルになっている。これが通称「釧路川」。あっと言う間に終わっちゃうけれど。
- ゴール地点、仁淀川橋。祭りの真っ最中で人だらけ。川の中の鯉のぼりの間をすり抜け、橋をくぐって、いちゃつくカップルの脇に上陸。本当はキャンプしちゃいけないようだが、杉木立の中でキャンプ。日差しが遮られるので撤収にはなかなか良い。下流に向かって 700m 歩くとかんぽの宿があり、ここの風呂は本物の温泉だ。そんなわけでここはなかなか快適なのだが、またまたファミリーキャンパーだらけで閉口する。ゴールデンウィークは避けた方がいいかもしれないな。
- 橋を西の方に歩き、少し大きなT字路で左に折れると、コンビニの先に「田中運送」が見える。ペリカン便/アロー便を扱っており、ここから荷物を発送できる。橋から 500m くらいかな。四万十より便利だ。
- 伊野には居酒屋が数軒ある。波川にはなーんにもない。
モドル