2008.4.27-5.2 仁淀川カヌー
- 昨晩東京を立ったときは雨だったが、サンライズ瀬戸で一晩寝て起きたら、空が晴れ渡っている。今回も幸先がよい。
- 坂出で途中下車して、いきいきうどんへ向かう。朝7時からやっているのはここしかない。かけ小にゲソ天とコロッケ。藤原屋のゲソ天人気が広まったのか、ここでも食えるようになった。
- 特急で高知へ。鈍行に乗り換えて佐川へ。そしてタクシーに乗って出発地点の宮ノ前公園へ。途中で宅急便センターに寄って、前もって送っておいたカヌーをピックアップ。同じ手を考えた人がいるようで、自分のカヌーの他にも、折り畳みのカヌーやカヤックがいくつも受取待ちになっていた。
- 宮ノ前公園に着いた(タクシー代は二千円台だったと思う)。フネとテントを組み立て、越知の町へ。前回定休日で入れなかった居酒屋「狩女」で昼メシ。唐揚定食。煮物の小鉢二つと茶碗蒸し付き。うまい。
- 昼寝して、夕方になって、腹が減ったので、町へ向かう。途中で高台から川を偵察すると、何やら難しいコースが。また狩女で飲みつつmixiに書き込んだ内容:
カヌーで下るのは明日からなんですが、さっき偵察したところによると、いきなりテクニカルなコースが待っているようです。直角な左カーブを曲がって瀬を抜けたら右岸側のエディに一旦入り、左岸にフェリーグライドして反転し、幅2mの水路に飛び込まなければなりません。
まだ勘が戻ってないうちに(漕ぐのは半年ぶりなので)そんなことできるかなあ。ああ今から緊張する。
- 一晩明けて出発日。地元スーパー「佐野屋」で食料と酒、そして角氷をゲット。
- 出発して三分で例のテクニカルな瀬に突入。フネを岩にヒットさせつつ何とかクリア。緊張した後のビールはうまい。
- 水は残念ながら濁っている。前回も前々回も水質がいまひとつだったので、今年こそはと思って来たんだけどな。
- 横畠ちょい先の瀬は大したことなかった。少しだけ落ちたけれど、何ということもなく終ってしまってもの足りない。
- と思ったら、発電所放水口の先の三段ドロップで思いきり波をかぶり、水浸しになった。鎌井田の沈下橋で上陸して水を抜く。
- 片岡の沈下橋でまた上陸。ちょっと山の方に入ったところに商店がある。食料とビールを補給する。
- 黒瀬では河原に重機が入って何やら工事をしていた。仮橋の下を首を引っ込めつつ通過。
- その先の河原に上陸。ここは川面からの高さがあり、なかなか居心地がよい。しかし遮蔽物が少ないので、トイレの時は注意だ。
- 翌日は停滞日。乾くるみ「リピート」をのんびり読む。うん、これはおもしろい。しかしラストシーンをもう少し何とかしてほしかった気がする。
- 一夜明けて再スタート。この川は曲がり角ごとに瀬が現れるので、退屈しない。水がようやく透き通ってきた。
- 道の駅で上陸。風呂に入って、フレンチの昼メシ。チキンソテーとムール貝。デザートまでいただいた。川旅の食事とは思えぬ豪華さである。
- 加田キャンプ場は広すぎるのでパス。他にこれはというキャンプ地もなく、仁淀川橋まで漕いで、上陸。街に飲みに出かけたかったが、食料が余っていたので自炊する。
- 翌日。フネと荷物を宅配便で送り返し、伊野へ。途中で「Twin Soul土居邸」に立ち寄る。古い商家が取り壊されそうになっていたのを交渉の末に借り上げ、喫茶店にしたそうだ。内装もおそらく昔のままで、とても落ち着く。なお、御主人もカヌー乗りだったそうである。
- そして高知へ。夜はこっちの会社に転職した友人と一献。
モドル