2016.4.28-5.2 四万十川カヌー
4/28 (木)
- サンライズ瀬戸がなんと発売開始2分で売り切れ。そのためしかたなく新幹線で出発。岡山のホテルで一泊。
4/29 (金)
- 「博士の愛した数式」を読み終わる。オイラーの等式の、その見た目だけを、中身に触れずに、あんなにもいとおしく表現できるとは。小説家はすげえなあ。
- 宇和島で例のなんちゃって新幹線を見た。これまさか特急料金をとらないよな。
- 江川崎に「よって西土佐」という道の駅ができていた。今年の4/10にオープンしたそうな。食堂あり。カフェあり。ウォシュレットつきトイレあり。二階のバルコニーが居心地よさそう。
- 役場の建物も新しくなっていた。モダンな木造で涼しげだ。
- 居酒屋「月」で一杯。客は全員地元の人々で、自分をはさんで会話が交される。この完全アウェイ感がたまらない。岩間の製材所の専務にビールをおごってもらった。
4/30 (土)
- 出艇。水量多め。西土佐大橋の下の瀬ではエディへの入り方が中途半端だったので、静止できず、回転しながら本流へ突入。スターンから波を食らってあやうく沈しかけた。
- おそらく熊本地震のせいだろう、山肌が崩れて岩がむき出しになっている箇所がけっこうあった。水が濁っていたのはそのためと思われる。
- 口屋内に到着。沈下橋は崩落してたのがなおって結構たつのに、まだ立入禁止になっている。また別の箇所が危なくなっているらしい。車の往来がないのでとても静かでいいんだけどね。
- しゃえんじりはあいかわらず盛況。今回のメニューはたけのこづくし。
- 黒尊川の四万十本流への流れ込みが、より上流の方に移っていた。そしていい感じの玉砂利の河原ができている。今度はここにテントを張ろう。
- 右岸のボットン便所が消滅(水道は健在)。トイレは旧口屋内小学校を利用してねとの看板あり。はじめて知ったが、口屋内小学校は2012に廃校となっていたのだった。
- うまいことそのへんに流木が転がっていたので焚き火して、それを肴にジンをなめる。
5/1 (日)
- よく寝て起床。川霧を太陽が削っていく。今日もいい天気だ。民宿せんばから沈下橋に降りるスロープに、なぜか、江川崎どひゃー41℃の看板が立てかけてある。
- 竹村鮮魚店でビールを仕入れて、出発。
- 口屋内大橋までの瀞場をがんばって漕いで、いつもの快適な流れに乗る。朝からビールがうまい。
- 勝間の沈下橋にはカヌー軍団がいた。ここでしばらく練習して、かわらっこあたりまで下るのであろう。インストラクターに、このカヌー組立式なんですねと話しかけられた。アリーはしばらく売ってない時期があったからなあ。知らなくてもしかたがない。
- 増水のため、鵜ノ江の瀬はまったく問題なく通過。
- いつもは通りすぎる高瀬の沈下橋で上陸。陸から見ると、ひかえめなたたずまいがなかなかよい。
- 島の宮の河原に上陸。灌木が茂っていて、日陰をつくっている。風がちょっと強いので、ここでしばらく休憩してからテントを建てた。
- 夜中にテントから這い出ると、新月なのですごい星空が見えた。北斗七星と春の大三角をいつまでも見上げる。
5/2 (月)
- いつもの水門のところで上陸したが、背の高い草が生い茂っていて、土手に辿りつけない。あきらめて赤鉄橋まで流れて、左岸に上陸。300mほどフネを担いで歩く羽目になった。今度から右岸に上陸しようと思う。
モドル